■縄文顔と弥生顔 〜人気まぶたの歴史〜



   数年前のことでしょうか。「縄文顔」「弥生顔」という
   言葉を頻繁に耳にするようになりました。日本人の顔を
   二つに分けたときの呼び方として、定着しています。
   意味としては、男性の顔を表す言葉「ソース顔」
   「しょうゆ顔」と同様の使い方をするようです。

   それらの顔の区分には、パーツごとにいろいろな特徴が
   あります。まずはメインである目のことに触れてみましょう。
   簡単に言ってしまえば、縄文顔は、二重まぶたのくっきり
   とした目。逆に弥生顔は、一重まぶたのすっきりとした目
   のことを指します。

   また「平安美人」という言葉があるのをご存知でしょうか。
   これは皮肉めいた言葉とも取れますが、平安時代に美人の
   象徴とされた「糸のように細い目」をした女性を指す言葉です。

   平安時代にまでさかのぼると、今とは、女性への美的感覚
   は真逆と言っていいでしょう。その時代、目は細ければ
   細いほど美しい、というのが一般的な感覚でした。少しでも
   目を大きく見せようと、化粧を毎日がんばっている現代女性
   からしてみると、少々羨ましい気持ちもあるかもしれません。

   平安美人、弥生顔の人気はやはり昔の話で、残念ながら今の
   主流は縄文顔にあるようです。縄文顔の他の特徴としては、
   彫りが深く、唇が厚いといったものがあります。これは女性
   に限らず男性でも、大きな長所になるのではないでしょうか。

   自分や家族がどちらのタイプなのか、顔をよく見て分析して
   みるのも楽しいかもしれません。

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